各国の言語はそれぞれの文化を反映して変化してきているので他の言語には相当する単語がない表現もあります。
英語に同等の意味の単語がない日本語の表現について海外の掲示板で語り合っていました。
引用元:reddit.com
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●投稿主
英語に同じ意味の単語がない/翻訳できない日本語の表現で好きなのは何?
自分は”逆切れ”
間違っているのに誰かに対して腹を立てたり怒りをぶつけるという意味。
”惚れっぽい”
すぐに誰かを好きになってしまう人のこと。
どちらも英語で同じ表現はないと思う。
もしくは自分が知らないだけか。
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”お疲れさまでした”
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自分が好きなのは”神出鬼没”。
予想もできない場面/タイミングで現れること。
なんでか好きなんだよね。
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魔法のような響きを持ってるわけではないけど、素晴らしく柔軟性があって有用性が高い単語は”相手”。
英語を話す時にこの表現を使えないのがもどかしくなる時がある。
”逆切れ”も簡単に英訳できないね。
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”積読”
本を買ったのはいいけど読まずに積んでる状態。
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”頑張ります”という言葉が大好き。
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↑この言葉の意味を深く理解できるように頑張ります(※I will tighten my resolve)。
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食べることに関するオノマトペ。
”さくさく”を”crunchy”とか”crispy”と訳することはできるけど、”さくさく”の食感とは違う。
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”うま味”。
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”口寂しい”とか”食べ応え”みたいに食に関係する単語が好きだな。
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アニメでよく聞くんだけど”悔しい”は英語に直訳できないと思う。
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”よろしく”が好き。
glib(※口先だけの人という意味)的な場面で使う。
”先に感謝しておくよ”とか”あとは任せたから”的な意味。
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意味を知ってびっくりする日本語は幾つかあるけど、その1つが”殺風景”。
”gloomy(※暗い、陰鬱)”という意味で使われる。
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”さすが”
これは翻訳できない。
”期待を裏切らなかった”という感じで使われる。
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↑皮肉的な意味で?そうじゃなくて?
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↑そういう意味もある。
A:(顔面を地面に強打する)
B:さすがAさん
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”さすが”は真面目な意味でも皮肉でも使えるところが好き。
翻訳しようと思えばできるけど”さすが”ほどにはまとまらない。
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↑あえて翻訳するなら”Classic”かな?
頭の中ではいつもこの言葉に翻訳してる。
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お箸に関する所作の言葉。
特に好きなのは”迷い箸”。
どれを取ろうかお皿の間でお箸をあちこち動かすこと。
行儀が悪いとされてる。
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”好事魔多し”
辞書アプリだと”lights are usually followed by shadows”と訳された。
この言葉を初めて目にしたのはWeb小説で良い展開が続いた後でなにかドラマが起こることを予想してコメント欄に書かれていたのを見た時。
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”面倒くさい”という表現が大好き。
同等の表現として英語には”it’s a hassle”とか”a pain in the ass”があるけど、”面倒くさい”ほど簡潔かつ便利にその感情を捉えてはいないんだよね。
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”空恐ろしい”という言葉が好きだ。
頭の中に空のように広がった漠然とした恐怖のこと。
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↑英語に訳すなら”Phantom Phobias”ってとこかな。
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”佃煮にするほど”
たくさん、という意味だけど直訳すると”海藻のジャムにできそうなくらいたくさんある”という意味になる。
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”同期”
同じクラスの仲のいい人間という意味。
例えるなら”Fraternity brother from the same class”という感じかな?
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↑”コンテンポラリー”的な?
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↑近い意味の英語は”cohort”だろうな。
同じタイミングで入学した、入社した人々、という意味だ。
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少なくともアメリカでは”コンテンポラリー”とは言わないな。
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↑ベルギーだと”jaargenoot ”と呼ぶかな。
文脈によるけど同じ年に自分と同じように始めた者を差す。
仲がいいかどうかは関係なし。
例えば2015年に入社した者同士をそう呼ぶ。
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”いただきます”
ことばも食事の前にそう言う習慣も好き。
英語だと食事の後で”Thanks for the food”というのが一般的だけど、これは食事代を出してくれた人や料理を作ってくれた人に対してだし。
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↑食事の前にお互いに食事を勧め合う習慣がある国出身だから英語圏の人が何も話さずに食べ始めるのは不思議に感じたな。
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”ドン引き”が好き。
特定の事柄に対する自分の気持ちを簡潔に言い表せる。
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↑英語だと”cringe”だな。
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”惚れっぽい”は自分の人生を言い表された気がする。
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”トカゲの尻尾切り”
部下に責任を押し付けて放置し、自分への非難を回避すること。
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↑面白いな。
その表現はより限定的なんだと思うけど、英語だともっと広い範囲で使われる”Throwing someone under a bus”という言葉が同様の意味を持ってる。
※誰かをバスの下に投げ入れる、転じて裏切る、陥れるという意味になる
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”石橋を叩いて渡る”
過剰なくらい慎重だという意味。
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”お言葉に甘えて”
日本語ならではの可愛らしい表現だと思う。
ネガティブな印象を残さずに謙虚さと感謝の気持ちを上手く伝えられる言葉だと思う。
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↑どういう意味?
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↑多少の誤差はあるけど”誰かの許しを得た時にその言葉を受け入れて申し開きをしない”と言うような意味になるかな。
”甘える”という言葉もこれまた長い歴史を持った正しく翻訳しにくい表現なんだよね。ここで”甘える”と言う場合、それは許可を与えた人に好意的な印象を持っていてその言葉を軽く受け止めてはいないということを表現してることになる。
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↑最初にそのフレーズを聞いた時は英語の”Don't look a gift horse in the mouth(※人の好意の粗を探すな、という意味)”に近いと感じたんだけど、その説明を聞くともっと深い意味があるように思えてきた。
面白いね。
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”木漏れ日”という言葉が好き。
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↑”あまり知られてないだろうけど英語にも同じような意味の単語があるのでは?”と思ったけどないみたいだ。
自分も好きだ。
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↑”dappled sunlight”じゃないのかな?
”dappled sunlight”は木の葉の間を通り抜けてくる光のことじゃなくて日光が地面に作る模様のことだけど、結果的には似たようなものになるのでは。
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↑”dappled(※斑)”というのは二次元的な模様のことで木の葉や日光に限ったものではないんだ。
例えば動物だって”dappled coat(※斑模様)”だったりする。
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自分も”木漏れ日”は好き。
初めて聞いたのは(※ZARDの)『明日を夢見て』という曲。
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↑自分は(※ごちうさの)『ときめきポポロン』。
様々な言葉が挙がっています。
”木漏れ日”、”積読”などは海外のメディアでも紹介されています。「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
まあ、相方とかに近い意味なら partnerとかcompanyとかもあるけど。